「第26回 TARO賞」に入選したため、岡本太郎美術館で開催の、入選者23名による展示に出展させていただきます。入選者はそれぞれ5m四方の空間内で作品を展開。
私は去年発表した《ひとつに還れたなら》を、更に大きくし加筆等を施した、自身の作品で最も大きな空間作品を発表します。制作をはじめて丸6年、当初から一貫して追い求めているテーマを軸とし、ここ数年の制作で得た素材や技法を取り入れた集大成のようであり、また作家として進んでいきたい方向を示す、今後の指針ともなる作品になりました。

会期が2ヶ月間ありますので、関東圏にお住まいの方、お越しになる方、ぜひ足を運んでいただけると幸いです。作品の鑑賞を通して、観る人それぞれが自身の心の奥深くに広がる、誰もいない深海の宇宙を見つめる機会となりますように。
会期中数日在廊予定で、2/18(土)・19(日)・23(木・祝)・25(土)・26(日) の13:00~17:00は作品付近にいます。各賞の審査結果は2/17に発表なので、その後ご報告します。最後になりましたが、本作の制作・設営にご協力くださった皆さま、応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。

「第26回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」
会期:2/18(土)~4/16(日)
開館時間:9:30〜17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日、2/24(金)、3/22(水)
会場:川崎市岡本太郎美術館
アクセス:〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
小田急線「向ヶ丘遊園」駅南口から徒歩約17分
観覧料:一般700円、高・大学生・65歳以上500円、中学生以下は無料
同時開催: 常設展「岡本太郎とにらめっこ」
主催: 川崎市岡本太郎美術館、公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団
イベントについて詳しくはこちら。