2018

個展「接続 – はじまりの形態」
Yamada Ai solo exhibition
CONNECTION – The form of beginning

2018/7/10〜7/22
GALLERY TOMO(KYOTO)

 目では見えない“不確かなモノ”。あらゆる物質の内部には、その“不確かなモノ”が宿っていると感じている。

 それぞれの物質に宿る“モノ”たちは、身体の内や外で、生物のように動きまわる。ある時は、身体から抜け出し、別の物質に入り込む。またある時は、互いに融合や解離といった交流をする。これは、なにも特異な現象ではなく、ごく自然なことだと感じている。

 ここに並ぶ作品は、自身の皮膚感覚をたよりに「物質の身体とその内外に宿る“モノ”」を捉え、可視化したものです。“不確かなモノ”を浮き上がらせるため、それらと【接続】することから創作は始まる。初個展となる本展では【接続】により現れた作品を発表します。


《身体をなくしたモノが、ここに在るために、》(加筆)
2018 / W3000×H2500mm
紙・鉛筆・木炭・石

To stay here, the soul lost its body need a form (Correction)
2018 / W3000×H2500mm
paper , pencil , charcoal , stone


《身体の蒸発 – すべてを引きよせるモノ》
2018 / W1360×H2500mm
紙・水性クレヨン・パステル・鉛筆

Physically evaporation – The core that attracts everything
2018 / W1360×H2500mm
paper , wartercolor crayon , pastel , pencil


《身体の膨張 – “わたし”で在り続けるモノ》
2018 / W1880×H2500mm
紙・鉛筆・チャコール・パステル

Physically expansion – Something kept as myself
2018 / W1880×H2500mm
paper , pencil , charcoal , pastel


《基本構造「膨張」》
2018 / W1000×H1000mm
紙・鉛筆・チャコール・パステル

Basic structure “Expansion”
2018 / W1000×H1000mm
paper , pencil , charcoal , pastel


《基本構造「凝固」》
2018 / W1000×H1000mm
紙・水性クレヨン・鉛筆・チャコール

Basic structure “solidification”
2018 / W1000×H1000mm
paper , wartercolor crayon , pencil , charcoal


《基本構造「凝固」に伴う現象》
2018 / W1360×H1360mm
紙・鉛筆・チャコール

Phenomenon accompanied by Basic structure “solidification”
2018 / W1360×H1360mm
paper , pencil , charcoal


個展「明滅する すべてのモノ」
YAMADA AI SOLO EXHIBITION
All blinking things

2018/8/24〜9/9
アトリエ三月
Atelier Sangatsu (Osaka)

 わたしにとって石は、目に見えない“不確かなモノ”の存在を強く感じさせるものである。人と人、生きているもの同士に相性があるように、その“不確かなモノ”にも、繋がりやすいものとそうでないものがある。わたしの場合は、石の中にあるそれらと共鳴しやすいのだろう。

 今回発表する作品は「石に感じるなにか」を可視化する試みとして制作したものである。

ギャラリーの床に砂利を敷き、鑑賞者はこの上を歩く

《明滅するすべてのモノ》
2018 紙、水性クレヨン、(石)

All blinking things 2018
paper , wartercolor crayon , (stones)

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